包茎と精神衛生

包茎は、病理学的には改善するに越したことはない。

しかし、一人で日常生活を送る上では特になんの支障もない場合が多い。嵌頓包茎等の緊急を要する病変に関しては、早急に手術が必要だが仮性包茎だけでなく真性包茎においても特に手術は必要ない。

では、何故包茎をコンプレックスに思うのか?


それは、日本が非常に衛生的な国だからです。


真性包茎だけでなく仮性包茎の方自身が包皮内の恥垢の悪臭を知っている事が大きな理由と考えられます。自身の陰部が恒常的に悪臭を放っていることは当然誇れることではなく、体臭や口臭と同じく臭いは他人に嫌がられることを意識的か無意識かは関係なく理解しているから、包茎=悪臭=引け目=コンプレックスというようになっていきます。

通常、包茎の人を見て露茎の人が臭いとか恥垢とかを連想することはないと思いますが、女性から見ると男性よりも至近距離で包茎に接する機会が多いことから、臭いに関しては敏感で包茎と知ってしまうとSEXに前向きになれない人が多いのは事実です。

こういった背景から、どれだけ清潔にしていても自身が包茎だと周囲から内心不潔な扱いを受けているのではないかと無意識に感じてしまいそれがコンプレックスにつながります。


断言しますが、包茎でも清潔にしていれば日常生活において一切問題ありません。

ただし、性生活をする上でパートナーの有無に関係なく包茎は露茎に比べて損傷することが多く常に病気のリスクは高いのが事実です。

何故包茎であることに引け目を感じるのかを自身で見つめなおして、それを克服できるかどうかしっかり考えて一生に一度の治療をすると決めたら、早いほうが良いでしょう、身体的コンプレックス程なんの役にも立たないことはありません。

2013年9月4日 | カテゴリー:包茎治療Q&A

包茎と妊娠

真性包茎でも子供が出来るのか?という相談が数多く寄せられています。

真性包茎や嵌頓包茎は、陰茎の状態を示しており、生殖能力には関係ありませんが、性行為中に痛みを感じたり、痛みが原因で勃起不全になるような状態では正常な生殖活動はできず、結果的に子供を授かることは難しいでしょう。

真性包茎の場合には、コンドームを装着した挿入中には、コンドームから陰茎が抜けやすくなり、コンドームをしない状態では無理に包皮が剥けてしまい嵌頓包茎になってしまう恐れもあります。

どちらにしても真性包茎、嵌頓包茎は治療をオススメします。


では、一番悩みどころの仮性包茎についてですが、仮性包茎の場合は勃起した時に完全に露出するとしても包皮は余り気味ですので、コンドームを装着してもしなくても包皮が膣内(コンドーム内)で被ったり剥けたりを繰り返し、擦傷・裂傷を起こしたり、裏筋が裂けてしまうことが多々あります。

そうなってしまいますと、雑菌が多く湿った環境の仮性包茎では患部が膿んでしまい、治癒するまでに大変な時間と激痛に悩まされることが多々あります。

こういった症状が起きると、ひと月程度は生殖行為が出来ず、頻回に起こると裂傷を起こした包皮のいち部分だけが硬くなり、その周りの柔らかい包皮が次々に裂傷を起こして包皮内が盛り上がってきてしまうことがあり、陰茎損傷の治癒期間は生殖活動の回数が制限されるため結果的に子供が出来る可能性が下がるということは考えられます。

もし、正常な性生活を営みながらも子宝に恵まれない場合は、包茎の治療も検討すべきかもしれません。

2013年9月4日 | カテゴリー:包茎治療Q&A

包茎ってどんな病気?

包茎という病気は、仮性包茎・真性包茎・嵌頓包茎に大きく別れる。

何事も先ず、自分の状態を知ることから始めなければ判断を誤ってしまう為、自分の症状がどれに当てはまるかを正確に把握しよう。
■仮性包茎

非絞扼型包茎とも言い、包皮が長いだけの状態で手などで露茎にすることができるが自然に亀頭が包皮に隠れてしまう状態で、仮性包茎にも症状の軽重があり、亀頭の先端部が露出している軽度なものから、チューリップのように完全に亀頭を包み込んでいる状態のものまで仮性包茎の範疇。

埋没陰茎型の仮性包茎は、非絞扼型包茎の中でも特に陰茎が体内に多く引き込まれ通常より埋もれてしまうタイプで主な原因は「肥満」「老化」であるため、老人性埋没包茎や、肥満型埋没包茎とも言われる。


■嵌頓包茎(絞扼型包茎)

包皮口が狭く、無理に包皮をむくと戻せなくなり、亀頭下の皮膚が膨れ上がる。

真性包茎との違いは、無理やりなら露茎にすることができるが、重度の場合絞扼された亀頭部が壊死(腐ってしまう)する場合もありますので、このような場合は緊急で手術を行う必要があります。
状態によってはSEXでこのようになる場合もあり大変危険を伴うケースもあるので、勃起時に亀頭の根本(一般的にカリ首といわれる部分)に締めつけ感を感じたら、最悪の事態に成らぬように、早急に専門医に相談をしなければならない。


■真性包茎

絞扼型真性包茎
包皮口が極端に狭く亀頭を露出することがまったく出来ないが 、包皮内の洗浄はかろうじて出来る。

ピンホール型真性包茎
包皮口がピアスの穴ほどしか開いていない為、包皮内が雑菌で 充満し非常に不衛生なため様々な病気を誘発するおそれがある。

癒着型真性包茎
亀頭と包皮内板(※1)が癒着している。
※1
ペニスを覆い、亀頭部を覆っている皮膚を「包皮」といい、外側の常に露出されている皮膚を「外板側包皮」、内側に隠れている皮膚を「内板側包皮」と2つに分類されます。ひと繋がりの皮膚をあえて分類するのには、「内板」・「外板」それぞれ異なった性質があるからです。
以上のように包茎と一言で言っても、様々な症状があり緊急性の高さも大きな違いがあります。

精神的な面は主観になりますので、私見を述べる必要もありませんが医学的な見地から包茎に関して言えることは、保険の適用可能な真性包茎と嵌頓包茎は早急に手術をすべきですが、仮性包茎に関しては、少なくとも朝夕の2回洗浄をしていれば衛生面でのリスク大幅に軽減されますし、必ずしも手術が必要ではありません。

包茎手術を検討するよりも、衛生面のリスクが露茎より高くなるので、毎日朝夕に洗浄をすることを習慣づけすることが重要です。

医学的には上述したような見解を持つ医師が多いのですが、年配の男性でゴルフをはじめて、同僚や上司、取引先の方とプレイ後に汗を流す機会が増えたので仮性包茎を治療したいという方や、もっと年配の男性で、この先に必ず訪れるであろう介護の際に、娘さんや息子さんの奥様、看護師の方に下の世話をしてもらう際に仮性包茎で惨めな思いをしたくないので治療をしたいという方が沢山いらっしゃるのも事実です。

2013年7月26日 | カテゴリー:包茎治療Q&A

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