包茎と悪臭

包茎の相談は、実は本人と同じくらい配偶者(彼女や奥様)やご両親から寄せられています。

私が知る限りでは、包茎についての相談(メールや手紙も含む)は当事者よりもその周りの方からの方が多いと感じます。

中でも一番多いのが、「悪臭」です。

ズボンの上からでもおしっこの臭いがするとか、トイレの臭いがするが病気じゃないか?とか、性生活の中で変な病気を移されないか?とか精子がバイ菌まみれじゃないか?等を心配し、当事者に相談しても当事者は包茎は病気じゃないから関係ないととりあってくれない等の相談から、出産を考えると包茎の方との結婚を敬遠する相談も非常多いです。


確かに当事者の方が仰るように、病気というのは適当ではありませんが、悪臭がするということは包皮内でバイ菌が繁殖している証拠で、包茎の人が最も注意し無くてはならない清潔に保つという事ができていない証拠になります。

黄色ブドウ球菌、大腸菌、連鎖球菌等が大量に繁殖している包茎包皮内は肛門よりも雑菌が多いと言われており、悪臭の大部分はこういった雑菌により発生するため、包茎は真性・仮性を問わず病気を誘発すると定義してもいい状態です。

見た目のコンプレックス等は個人の主観ですが、臭いが出ているということは相当に不潔でパートナーの方に大変な苦痛を与えていると思われますので、治療の必要性が高いと思われます。このHPをご覧になられた方で一生パートナーを持たないと心に誓っている方ならまだしも、パートナーを持つ可能性がある方は、陰部から悪臭がしていないかの確認は必ずすべきですね。

包皮内に充満したバイ菌は、性行為前に洗浄するだけでは十分に落とすことができず、毎日十分な洗浄が必要です。洗い残した雑菌は臭いの元になり子宮頸癌の因子にもなりかねないので、自己都合だけではなく相手のことも考えて包茎と向き合う必要があります。

ばい菌もそうですが、陰部から悪臭がするという状態であれば、配偶者や恋人との性生活を考えた場合、体臭として理解してくれるような方だと大きな問題にはなり得ませんが、一般的な女性の場合は、やはり多少は気になる事は多いようなので、エチケットとして考えた方がより良い性生活を送れるのではないでしょうか?

2013年8月3日 | カテゴリー:包茎治療Q&A

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